
米自然史博物館に5月4日、「リチャード・ギルダー・センター・フォー・サイエンス・エデュケーション・アンド・イノベーション」がオープンする。流動的でユニークなデザインは、ジャンヌ・ギャングとスタジオ・ギャングによるもの。型枠を使わず、鉄筋に直接構造コンクリートを吹き付ける方法が用いられた。博物館の建物をつなぐ中心的なハブとして機能する。
約2万1370平方メートルのスペースには、博物館のコレクションの約12%にあたる約400万点の科学標本が展示される。センターへのメインの入口となる4階建ての市民スペース「ケネス・C・グリフィン・エクスプロレーション・アトリウム」を設置。
印刷物やデジタルの情報源として、一般が利用できるライブラリー「ゴッテスマン研究図書館・学習センター」や、何百万もの科学標本と展示が3フロアに収められる「ルイス・V・ガースナーJr・コレクション・コア」、昆虫ギャラリー「スーザン&ピーター・J・ソロモン・ファミリー昆虫館」もある。さらには、自由に飛び回る蝶と触れ合える年中無休スペース「デイビス・ファミリー・バタフライ・ビバリウム」、高さ7メートルの壁に360度の自然の投影が映し出され、鏡張りの天井が無限に感じられる「インビジブル・ワールド・シアター」などで構成される。(5日、シークレットNYC)
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