MTA、ツイッターへの投稿を中止
マスク氏の月額5万ドル要求受け

ニューヨーク州都市交通局(MTA)はこのほど、運行情報などをツイッターに投稿するのを止めることを決めた。10年以上にわたって、ツイッターを活用してきた。ただ、新たにツイッターを率いている実業家イーロン・マスク氏が、プラットフォームのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)にアクセスし続けるために、MTAに対し、月額5万ドルを要求したのを踏まえ、情報提供を中止した。
マスク氏はMTAの決定を受け、声明を発表。「MTAは、プラットフォームの信頼性を保証できなくなったため、ツイッターへのサービス情報の投稿を、即時終了した」などと主張した。
今回の措置によって、利用者は「MYmta」や「TrainTime」などのアプリから情報を得るか、Eメールやテキストアラートに登録する必要がある。MTAに連絡するための、他の手段として「Whatsapp」の利用も可能だ。
MTAは声明で「これが大きな変化であることは承知している。私たちは24時間365日、あなたのためにここにいる。そして、正確で最新の情報を提供することで、スムーズかつ安全に乗車できるようになるとの目標が変わることはない」と強調した。(4月28日、シークレットNYC)
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