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ジャパンパレードで奄美文化を発信
NY奄美会

13日にマンハッタンで開催されたジャパンパレードにNY奄美会が参加し、およそ5万人の観客に奄美をPRした。
法被に浴衣、着物で着飾った約30名の一行は、セントラルパーク西81丁目から67丁目までを行進。観客用のステージ前に設けられたレッドカーペットでは、榮百々代さんと成瀬茉倫さんによるシマ唄と、両手を挙げて自由に喜びを表現する踊り『六調』を披露した。
同会はジャパンパレードの前日12日に、ミッドタウンのアートスペースGaleria Art & Framing(266 W. 53rd St.)で、前夜祭『奄美ナイト』も開催。奄美出身者のアート作品披露(展示は22日まで)や奄美民謡のミニコンサート、鹿児島の焼酎が振る舞われた。また、パレードへの参加とあわせ、日本から関西奄美会の7名も来米し、ニューヨークの奄美関係者と親陸を深めた。日本から参加した関西奄美会会長の山口久義さんは「この機会に世界中の奄美関係者との交流を活発にし、奄美の魅力を発信していきたい」と語った。
ジャパンパレードへの参加の音頭をとったNY奄美会会長の榮秀吉さんは「世界自然遺産の奄美群島をコロナが落ち着きようやく世界にPRできた。そのスタートがここニューヨークで嬉しい」と喜びを語り、「日本からの訪問者をお迎えして皆で前例の無いことができた。奄美群島広域事務組合の後押しもあり、県単位での参加ではなくて、離島から世界へ直接進出できたので、地方創生、地方活性化等のコンセプトに合致できた」と達成感をあらわにした。

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