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NYの今夏、昨年同様暑いかも?
降水量も平年を上回る可能性指摘

ニューヨークの今年の夏は、記録的な暑さが続いた昨年同様、暑くなると予測されている。米国立気象局は、6月から8月にかけて、ニューヨーク市を含む東海岸の広範囲で平年より高い気温が続く可能性について、50~60%としており、蒸し暑い夏となる恐れが出ている。
全米で3番目となる記録的な暑さとなった昨年。セントラルパークでは7月、150年以上の歴史の中で13番目の暑さを記録した。ニュージャージー州のニューアーク空港は8月、摂氏32.2℃(華氏90℃)を記録したのが計18日に上り、これまでで最多の記録となった。
気候変動の影響で地球温暖化が進むことによって、今後数十年の間に摂氏32.2℃以上を記録する日は増加するとみられている。猛暑による熱中症などで、死亡する人々も増えるとともに、人間に与えるリスクはさらに高まっている。
ニューヨーク市の予測では、2050年代には摂氏32.2℃を超える日は、1年間で70日に迫る可能性があるとしている。1981~10年の30年間で算出された平均値の約4倍に相当する。一方、この夏の降水量は、エルニーニョ現象の発生によって、降水量は平年を上回るとの見方も出ている。ハリケーンシーズンと重なるため、洪水などの被害を引き起こす可能性も指摘されている。(22日、silive.com)
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