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性的少数派の聖地であるグリニッジビレッジのストーンウォール記念碑公園で18日、33本のプライドフラッグ(旗)が折られ地面に落ちているのを、ニューヨーク市警(NYPD)の警官が見つけた。プライド月間である6月で、旗が壊されたのは3度目だ。

10日には、公園の前を歩いていた3人の男が、フェンスに取り付けられた旗数本を破壊。15日にも、複数の旗が折られているのを、警官が発見した。NYPDの憎悪犯罪対策本部が捜査を進めている。
国土安全保障省の5月の報告によると、LGBTQIA+コミュニティに対する暴力の脅威は増加傾向にあり、激化。2021年に全米で報告された憎悪犯罪の約20%は、性的指向やジェンダーに結びついた偏見が動機だった。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法学部の22年の研究では、LGBTQIA+コミュニティに対する暴力犯罪の10%が憎悪犯罪で、LGBTQIA+の人々は、憎悪犯罪の被害者になる可能性が通常より9倍高いことが分かった。
LGBTQIA+の公民権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」は、LGBTQIA+コミュニティを対象とした法律が増えていることが、敵対的環境の悪化につながっていると指摘。今月初め、米国内のLGBTQIA+コミュニティに非常事態を宣言した。(20日、abcニュース)
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