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反イスラエル集会で衝突、19人逮捕
ブルックリン、マンハッタンで

イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡り、大規模な反イスラエル集会が21日、ブルックリン区で開催され、数千人の乱暴なデモ隊が警官隊と衝突した。市警(NYPD)は19人を逮捕した。前日の20日には、マンハッタン区で親パレスチナ派のデモ参加者約200人が交通を妨害したとして、逮捕されており、NYPDは一段と警戒を強めている。
アラブ系米国人が多く住むベイリッジ。約5千人が、米国はイスラエル支援を撤回するよう求めた集会が衝突に至った。パレスチナのためのブルックリン抗議デモの参加者は、パレスチナの旗を振りながら警官に卵を投げつけたり、路上で火をつけたりした。若いデモ参加者の一人は「シオニズムはジェノサイド(大量虐殺)」との看板をNYPDの警官に取られないように奮闘していた。NYPDがこうした行動を封じ込めようとして、ベイリッジ周辺の交通は数時間も遮断された。NYPDの関係者は「かなりヒートアップした」と語った。
NYPDの広報担当者は声明で「警官はほとんど平和的な群衆に遭遇した。ただ、何人かのデモ参加者は、闘争的で攻撃的な行動を選び、警官が押されたり、突き飛ばされたり、殴られたりした」とする立場を強調した。卵や花火、ボトルなどの破片が飛び散ったともしている。(22日、ニューヨークポスト)
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