RELATED POST
スフィンクス「風の浸食後、石工が手彫り」
NYUの研究グループ、突き止める

4500年以上前のエジプトで建造されたスフィンクスについて、風による砂の浸食によって、自然に作られた後、石工たちによって細かく手彫りされた可能性が高いことが分かった。ニューヨーク大学の研究グループが、どのように建造されたのかについて突き止めた。研究結果は、科学学術雑誌「フィジカル・レビュー」に掲載される。
研究グループは、エジプト北東部の地形を再現するために、柔らかい粘土のマウンドを作り、その中に硬くて侵食されにくい物質を埋め込んだ。そして、どのように風が発生し、どのように動くかを分析した。その結果、粘土は最終的にスフィンクスのような形になり、その後人間によって細部まで作り上げられたことが明らかになったという。
グループの関係者は「我々の発見は、スフィンクスのような地層が浸食によってどのように生まれるかについて、可能性のある『起源物語』を提供する」と強調。その上で「我々の実験室での実験は、驚くべきことに、スフィンクスのような形は、実際に、速い流れによって浸食された物質から生まれる可能性があることを示した」と指摘した。今回の研究では、地質学者ファルク・エルバズ博士が1981年に提唱した「スフィンクスは風による砂の浸食によって自然に作られた」という仮説を検証した。(10月31日、ニューヨークポスト)
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








