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ニューヨーク市の一部のレストランで、メニューに添加糖含有量を表示することが義務付けられる。市議会は11月初め、44対7の賛成多数で「スイート・トゥルース条例案(Sweet Truth Act)」を可決、アダムズ市長がこのほど署名し、法制化。市内に15店舗以上あるレストランは、添加糖含有量を表示することが義務づけられる。市内の2千軒のレストランが、同新条例の対象となるとみられる。

加糖とは、一般に食品の加工過程で使用されるため、全糖とは異なる。米農務省(USDA)によると、加糖は一般的にシロップや蜂蜜、濃縮果汁や野菜ジュースの糖分に由来する。総糖分には、食品から自然に摂取される糖分も含まれる。例えば、中サイズのバナナ1本の糖分は14グラムだが、加糖は0グラムだ。
USDAは、1日2千カロリーの食事を摂る人に対し、加糖を1日50グラムに制限することを推奨している。加工されていない食品や野菜に含まれる天然の糖分とは異なり、加糖は、カロリーが高いにも関わらず身体に必要な栄養素が極端に少ない「エンプティカロリー」だ。その過剰摂取は、2型糖尿病、心臓病、肝臓病、虫歯、過体重や肥満など、食事に関連した慢性疾患の主な原因となっている。(20日、ニュース5クリーブランド)
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