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付加価値生産性、NY州が全米トップ
1時間当たり120.67ドル

ワシントン州シアトルを拠点とする起業家向けビジネス・プラットフォーム「アップフリップ」によると、企業とその従業員が昨年、経済にもたらした付加価値に関し、全米で最も生産性の高い州は、ニューヨーク州だった。ワシントン州、デラウェア州が続いた。
ニューヨーク州の労働者は、付加価値経済生産額1兆7250億ドル(労働1時間当たり120.67ドル)を生み出し、生産性チャートのトップとなった。2位のワシントン州は、5894億7千万ドル(1時間当たり107.12ドル)、デラウェア州は719億ドル(1時間当たり104.09ドル)だった。労働1時間当たりの全米平均は、79.48ドル。
最も生産性の高い州のランキングでは、大規模な州が上位を占めたが、アラスカ、ノースダコタ両州もランクインした。アラスカ州の付加価値生産額は477億ドル(1時間当たり99.80ドル)で7位、ノースダコタ州は574億ドル(1時間当たり90.28ドル)で10位だった。労働1時間当たりの経済的価値は、企業経営者が事業拠点を決定する際の重要な指標となる。ただし、生産性は事業拠点を決定する際に考慮する数多くの要因のひとつに過ぎず、税率や気候、さらには州の文化などの事項と併せて考慮される。(11日、CFOダイブ)
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