リセ・ケネディ日本人学校 Lyceum Kennedy Japanese School

 

リセ・ケネディ日本人学校

Lyceum Kennedy Japanese School

 

校長 新元 良一

校長 新元 良一

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

1997年の創立以来、本校は経験豊富な職員のきめ細やかな指導、目の行き届いたケア、さらにグランドセントラル駅から徒歩数分の利便性も加味され、皆様から大きな信頼をいただいてきました。

平日の全日制は3歳から5歳の幼児部、土曜課程は幼児部から中学部、高校部で構成されますが、その全日制で昨年春、日英バイリンガル・プログラムを開講しました。本プログラムでは併設のフレンチ・アメリカン学校にて週の半分、英語を主言語とする児童や先生たちと過ごします。残りの半分は日本人学校で保育を受け、言語や日本の文化を活動を通じて楽しく学びます。

全日制ではアフターケア・プログラムも始まりました。保育の後、夜の6時までお子様をお預かりし、お勤めの保護者の皆様に好評をいただいております。
「現代の国際社会に最も必要とされているのは教育の充実であると確信し、また真の国際人とは優れて自国の文化・言語に通じていなければならない」


私ども日本人学校の創立者で、リセ・ケネディ国際学校理事長だった故園田幸司博士が掲げたこの教育理念は、現在も継承されます。

皆様のご支援により築き上げてきた伝統を重んじつつ、本校は時代に応じた取り組みにも邁進して参ります。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

土曜課程保護者 マニング大原 夏美

土曜課程保護者 マニング大原 夏美

リセケネディ日本人学校の全日課程幼児部に当時3歳半だった娘を通わせるまで、いろんな迷いがありました。日本語が一言もわからない上に、自分の意思を言葉で伝えることもできない年齢でした。親としても初めてのことが多くとても不安でしたが、それでも入校させる決心がついたのは、言うまでもなく担任の先生方の教育における熱心さでした。毎朝明るい声で生徒たちを迎え入れてくれる先生へ、まっしぐらに走っていく娘の後ろ姿を見る日が来るとは。そして学校帰りのバスでは日本のわらべうたや手遊びを親子で楽しむようになり、会話もあっという間に英語から日本語へと変わっていきました。

ほぼ諦めかけていた日本語教育。もしリセケネディ日本人学校との出会いがなかったら娘の日本語を聞くことはなかったかもと想像すると、今はもう感謝の気持ちしかありません。ただ教科書通りに教え込むのではなく、生徒と保護者の心に寄り添って「きっと出来るから一緒に頑張ろうね」と、どんなときも全力で励ましてくれる大切な友人のような存在です。

 

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