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バスで到着の移民を鉄道でNY市に
NJ州知事、「NYにはリソースがある」

ニュージャージー州は主要駅に警官を配備し、バスで同州に送られた亡命希望者を鉄道でニューヨーク市に送っている。
NY市のアダムズ市長は先週、国境からの移民バスの流入を制限する為の行政命令を発表。亡命希望者を乗せたバスに、マンハッタンに到着する32時間前までの通知を義務付け、バスが到着できる場所を西41丁目の一カ所だけに、また到着可能時間帯を午前8時30分~正午までに制限した。しかし、チャーターバス会社は、この命令をかいくぐる為に、対象外であるニュージャージー州のセコーカス、ファンウッド、エジソン、トレントンなどの駅で何百人もの亡命希望者を降ろした。NJトランジットの警官は、これら亡命希望者をマンハッタン行きのトランジット・トレインに誘導した。
ニューヨークポスト紙の調査によると、昨年12月30日以来、23台のバスがNJ州で1,017人の亡命希望者を降ろした。そのうち953人がマンハッタン行きの列車に乗り、残りは別の場所に向かったという。
NJ州のマーフィー知事は3日の記者会見で、「ニューヨークは連邦政府の支援とリソースがある為、同州は移民をマンハッタン区に送り続ける」と記者団に語った。2022年の春以来、約16万2000人の移民がNY市に到着し、市のシェルターと財政を完全に圧迫している。(3日、ニューヨークポスト)
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