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ウォールストリート・ジャーナルによる2023年度の航空会社番付で、デルタ航空が3年連続でベストに選ばれた。
この番付は今年で16回目。米国内の主要な航空会社9社を対象に、定時到着率、欠航率などサービス面の7項目に関して分析している。デルタ航空は3年連続、過去7年で6回も1位に輝いている。定時到着率が83%と業界トップ。苦情も最少だった。オペレーション担当幹部は「欠航では利用客に迷惑をかけた」とさらなるサービス改善を約束する。
アラスカ航空が再び2位。3位は欠航が少なかった割安航空会社、アレジアント航空が5位から浮上。22年末から23年初の大量欠航が尾を引いたサウスウエスト航空は4位に後退した。
ワーストは定時到着率が66%と業界平均の78%を下回るジェットブルー航空。欠航や45分以上の遅延も最も多かった。広報担当者は混雑の激しいニューヨーク市内の空港での発着が多いことを指摘。「できることでベストを尽くす」と話している。スピリット航空が7位、フロンティア航空が8位だった。
パンデミック後のリベンジ旅行で23年は旅客需要が回復。多くの便が空席から満席に転じた。総じて定時到着率や欠航率は21年、22年と比べて改善した。しかし、荷物取り扱いや滑走路遅延には問題が残り、苦情件数も高止まりしている。(24日、ウォールストリート・ジャーナル)

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