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2026年の北米サッカーワールドカップ(W杯)の決勝戦開催地が、ニュージャージー州の「メットライフスタジアム」に決まった。ニューヨーク・ニュージャージー開催地委員会が団結して取り組み、ブロードウェイや多様性、セントラルパークでのファンイベント、ビッグイベント開催の経験が豊富であることなどを売り込んだ。宿泊施設が充実している点でも、ポイントを稼いだ。

ニューヨーク市長室とニュージャージー州知事室は、過去に何度か協力が必要だった際、両者の間で政治的な緊張があった。しかし、W杯誘致に際しては、その緊張はなかった。米国、メキシコ、カナダでの3カ国共同開催を決めた2018年のユナイテッド招致とは異なり、今回は誘致提案書などなく、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長とそのチームとの間で、主に口頭で個人的に進められた。
他にも、ロサンゼルスとダラスが候補地に挙がっていたが、ロサンゼルスは、時差の問題や会場の大きさ、収益分配をめぐる意見の相違などで脱落。ダラスのAT&Tスタジアムには、メットライフスタジアムよりも新しいという強みがあったが、中心街から20マイル離れており、公共交通機関がほとんどない事がネックとなっていた。(7日、ニューヨークポスト)
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