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ニューヨーク市運輸局(DOT)によると、自転車乗車中の交通事故死者数が2023年、30人と1999年以来最多を記録した。そのうち23人が電動アシスト自転車(Eバイク)を利用していた。5日、ニューヨーク・タイムズが報じた。

Eバイクが絡んだ死者の中には宅配業者が1人、シティバイク利用者が4人含まれる。その3分の1が、自動車や歩行者との接触なしに転倒しており、こうした自損事故による死者が増えていることが特筆される。
Eバイクは技術が進み、高スピードが出る。シティバイクを運営するLyftは昨年11月、Eバイクの最高速度を時速20マイルから18マイルに下げると発表した。それでも運転に不慣れだと、カーブを曲がりきれないなど、転倒につながるため注意が必要だ。
死亡した30人の半数はSUVやピックアップなどのトラックにひかれている。こうした自動車は運転席が高く死角が広い。特に右折時に自転車を巻き込む危険が多いと指摘されているため、自動車のドライバーも自転車のライダーも気をつけたい。
死亡事故の3分の2は自転車専用レーンのない道路で発生した。DOTは昨年、自転車専用レーンを過去最長の33.2マイル延長した。現在、市内で自転車専用レーンは689マイル。ただし、市内の道路の3%に過ぎず、しかも分断されているとの批判の声が上がっている。DOTは自転車専用レーンの拡張や減速帯(ハンプ)設置などの交通安全対策を追加している。

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