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押収銃、3分の1が犯罪で使用
大半は乱射率高い地区ーNYPD

ニューヨーク市警(NYPD)が2020年7月~21年12月に押収した約6200丁の銃のうち、約3分の1が犯罪に使用された一方、約3分の2は犯罪に使用されていなかったことが、報告書で明らかになった。犯罪に関連した銃の大半は、乱射率の高い地区から押収された。押収したすべての銃のうち、ピストルが70%以上に上った。
報告書には、市議会が22年に可決した法律に基づき、NYPDが押収したすべての銃に関するデータが盛り込まれており、市内で頻発する銃乱射事件を防ぐことが目的。犯罪で用いられた銃を最も多く押収したのは、ブルックリン・ブラウンズビルの第73分署(154丁)、イースト・ニューヨークの第75分署(131丁)だった。両地区は、銃乱射事件の発生率が最も高く、事件撲滅の優先地区だ。ブロンクス区の計5警察署も多くの銃を差し押さえた。
使用されなかった銃も含め、最も多く押収したのはイーストハーレムの23分署で、没収した銃は330丁に上る。犯罪に使われなかった銃の中には、銃器所持の免許を持っていない人から押収されたものや、銃の買い戻しで人々が自主的に法執行機関に引き渡した武器も含まれる。ピストル以外の押収銃の内訳は、リボルバーが約13%、ライフルやショットガンが約8%だった。 (17日、ゴッサミスト)
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