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デジタルテスト、移行準備は不十分?
デジタルデバイドの懸念広がる

写真はイメージ
ニューヨーク州が児童・生徒向けに毎年実施する試験を巡り、ニューヨーク市の教育関係者から、ペーパーテストからデジタルテストに移行するための準備が不十分だと指摘する声が出ている。2026年にかけて、ペーパーテストは順次廃止する方針だが、家庭間における「デジタルデバイド」の懸念が広がっているためだ。
試験は、読解、数学、科学の成績を測定するもので、州内の小学3年生~中学2年生が対象。ニューヨーク市内では、昨年は1万6千人を超える児童・生徒がパソコンで受験した。今回、同様に受ける児童・生徒は、14万人以上に急増する見込みで、4、5月にかけ、順次これらの科目テストを受ける。市教育局によれば、パソコン試験を実施する学校では、接続を強化するための積極的な対策を取っているという。また、パソコンのキー操作に難がある児童・生徒に対し、操作補助などを用意しているとしている。
しかしながら、デジタル試験の導入によって、自宅でパソコンを使用できない環境にある児童・生徒の成績が低下し、学力格差が広がるおそれがある。ブルックリンの学校では、生徒全員が学校から支給されたタブレットを持っているものの、ノートパソコンを持っている生徒は少数にとどまっているという。(25日、チョークビート)
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