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AI搭載で半導体チップを製造
ブルックリンの造船跡地

かつて、ニューヨークにおける造船の中心地であったブルックリン海軍工廠の建物を改装した新興のAI関連企業ナノトロニクスが、次世代の半導体チップを製造する施設の計画を進めている。計画の中核は、AIを搭載した「キューブファブ」と呼ばれる施設で、どこにでも出荷でき、現場で組み立てることが可能とされている。
創業してから14年と歴史が浅い同社は、インテルの共同創業者である故ゴードン・ムーア氏ら投資家から約1億6200万ドルを調達したスタートアップだ。年内に中東の顧客向けに、最初のキューブファブを出荷し、来年中に機能させることを目指しているという。
世界中でチップの製造能力が限界に達しており、新たな製造施設を巡る建設競争が各国で繰り広げられている。チップを製造する工場は、建設に数年単位かかる上、必要な資金は数十億ドル、最大で数百エーカー以上の土地を必要とする巨大施設だ。これに対し、ナノトロニクスのキューブファブは、わずか2エーカーの土地での建設が可能で、チップ製造を飛躍させる一つの方法となりうる。これによって、研究施設や大学、企業などが手近な場所でチップ製造を行うことが可能になると期待されている。(11日、ウォール・ストリート・ジャーナル)
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