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平日の疲れを癒すのに最も苦労するのは、ニューヨーク州の人々。このほど、全米各州を対象にした民間調査結果で、こんな実態が明らかになった。労働時間の長さや失業への不安などが主な原因としている。

調査は、①週間の平均労働時間、②典型的な自動車通勤時間、③通勤を一人でするかどうか、④世帯収入の不平等、⑤平均交通量 からなる五つの指標を用いて算出し、各州を100点満点で評価した。
その結果、ニューヨーク州は100点満点中90点となり、「平日の疲れを癒すのに最も苦労する州」として選ばれた。週間平均労働時間が40.1時間に上ることに加え、1日の自動車通勤時間が33.2分、さらにドライバーの約5分の2にあたる39%が一人で通勤している点などが、点数を押し上げたという。
調査によれば、これらの指標以外として、仕事量の多さをはじめ、ストレスが多い職場環境、失業への恐れなどの要因も相まって、「ニューヨークの人々は、平日の仕事を終えても、完全にスイッチを切ることが難しくなる」と指摘している。調査にあたった関係者は「自分自身を大切にしつつ、仕事の終わりにリラックスすることは非常に重要だ。さもないと、燃え尽き症候群のリスクが高まり、心身の健康に影響を及ぼす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。 (17日、シークレットNYC)
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