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ニューヨーク州議会で、プラスチックの使用を減らす「反プラスチック包装法案」の審議が続いている。可決されると、個別に包装されたチーズはほとんど禁止されるとみられる。法案を支持する環境保護活動家の一人は、再利用が不可能なプラスチックで包まれたスライスチーズをはじめ、その他の無駄な包装をなくすのが目的だと明かす。
同法案は「パッケージング・リダクション・アンド・リサイクル・インフラストラクチャー・アクト」と呼ばれる。食品や製品を販売・流通させる純利益100万ドル以上の企業に対し、埋め立て地や水路に廃棄されるプラスチックなどについて、今後12年間で50%削減することを義務付けることが柱だ。また、プラスチック包装の使用企業に手数料を課し、その資金をリサイクル・プログラムやインフラ整備に充てるのも掲げた。
米環境保護庁の元連邦地域行政官によれば、スライスチーズのプラスチック包装は代替品の紙に置き換えることが可能であり、実際に以前は紙包装だったという。合わせて、ニューヨーク市がゴミを埋め立て地や焼却炉に運び、処理するために年間4億2千万ドルに上る費用がかかっていることを問題視している。こうした動きに対し、食品を真空包装する食品メーカーやスーパーマーケットは猛反発している。(21日、ニューヨークポスト)
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