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ひき肉製品、O157汚染の可能性
ウォルマートで販売された6種

米農務省は1日、全米のウォルマートで販売された1万6千ポンド以上の牛ひき肉製品6種が、腸管出血性大腸菌(O157)に汚染された可能性があるとしてリコールになったと発表した。牛肉はペンシルベニア州ヘーズルトンにある「カーギル・ミート・ソリューションズ社」から出荷された。4月26~27日の間に製造され、全てのパッケージにUSDAの検査マークが付いているという。1日時点で、製品を食べたことによる症状の報告は確認されていない。
リコールになった6種は「赤身93%、脂肪7%のナチュラルな赤身牛ひき肉」、「プライムリブステーキバーガー」、「赤身85%、脂肪15%のナチュラルなプレミアム牛ひき肉」、「赤身80%、脂肪分20%のナチュラル・ビーフ・チャックひき肉」、4パック入りの「チャックひき肉パテ」、「サーロインひき肉パテ」。農務省は、該当製品を持っている人に対し、捨てるか、購入先に返品して返金するよう勧告している。
O157は、激しい胃のけいれんや、血液が混じった下痢、嘔吐を引き起こす恐れがある。健康な成人からO157が検出された場合、3〜4日以内に症状が出た後、1週間以内に回復するという。ただ、子どもや高齢者は、生命を脅かす腎不全を発症する危険性がある。(2日、ニューヨークポスト)
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