ソーホーにある「アイスクリーム博物館」のアイスクリームのトッピングを模したプールに飛び込んで重傷を負った男性が、同博物館を相手に損害賠償を求める訴えを起こした。飛び込みが「危険であると警告する義務を怠った」と主張している。8日、ゴッサミストが報じた。

このプールは、レインボーカラーのトッピングを模したポリウレタンフォーム棒で埋め尽くされている。同博物館のホームページでは「飛び込んで」「浸かってみよう」と記載されている。そこで今年3月、娘と一緒に訪れたジェレミー・ショアーさんが「同博物館が宣伝し促している通りに」飛び込んだところ「足、足首その他を重篤かつ永久的に負傷した」と訴えた。
訴状では、誰が飛び込んでも安全であるような深さや構造でプールを建設するべきだったとしている。プールがどれくらいの深さかは不明。SNSには、飛び込み台から砲丸のように丸くなって飛び込む「キャノンボール」をする様子などが投稿されている。深さは大人や子どもが立って足首や足の下部が埋まる程度だ。しかし、2021年にはすでにキャノンボールをした女性が着地後顔から前方に倒れ込んだとの記事がデイリーメールに掲載されている。また、TikTokにはこのプールでけがをしたとの投稿も複数見られる。昨年12月8日には、このプールに飛び込んで「足をひどく捻挫し」「松葉杖を使う羽目に陥った」とする女性の投稿があった。
重傷を負ったショアーさんは日常生活に不便をきたしているという。訴状で「医者は今後も手術が必要となり、関節炎などになる可能性もある」と指摘。ショアーさんの弁護士は「このプールは一般利用者が重篤な人身傷害に遭うリスクがある」と話している。同博物館の広報担当者はコメントを拒んでいる。
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