皆さん、一週間おつかれさまでした。今週は一週間、息子一人と一緒に日本でした。やはり、日本は、子供でも自由に動きまわれるのがいいですね。WiFiを借りて、携帯にSuicaさえいれれば、どこでも自由に動き回れますし、WiFiさえあれば、アプリでいつでも連絡もとれますしね。子供にとっても、自分の知らない場所、しかも言語の違う海外で、一人で動き回れたということが、自信につながったようです。日本語の日常会話程度はできるものの、漢字はなかなか難しい程度の日本人レベルなので、まるっきりの“海外”ではないところで、今回一人で動いてみて、何ができて何ができないかが分かったのも非常にいい経験になったようです。多少、道や電車を間違えたり、少し高めの買い物をしてみたりといったあたりはご愛嬌ということで。(まあ、これらは我々大人が新しい場所に行っても同じですしね。。。)“小さな‘失敗’を積み重ねることができる”、やはりこれも旅の醍醐味ですよね(“旅の恥はかき捨て”)。そういう点では、安全かつ子供が一人で動ける日本は、いい“新体験先”ですよね。この日本滞在の経験を通じて、こちらでの“あたり前の生活・習慣”を見直す機会にもなってくれると、親としては安い“学習費”になるのですが。
“安さ”と言えば、日本は安いですねえ。特に、食事などは。朝ご飯は、4人で2,000円($14;もあれば、おいしく食べれますし、昼のとんかつなども、3人で4,500円($31)ですもんね(とんかつ和幸。ごはんやシジミ汁はお替り自由だし。さすが、“和の幸せ”)。どちらも、NYでは一人分ぐらいですかね(今年は24時間無料サウナのおかげで、どれだけ食べても、汗ででますし。。。)。また、移動も、電車・バスなどの公共交通機関でできますしね(こちらだとJFKから帰ってくるだけでも、$200だし。普通は日本で成田までタクシーで行くことはないですが、こちらだと基本それしか選択肢がないですもんね。。。)。また、観光客にとっては、ゆっくりと電車から見える日常風景もいいですしね。
“安さ”に関しては、最低時給を考えても、東京が1,113円に対して、New Yorkは$16(2,345円)とほぼ倍なので、この1:2の格差はしばらく変わらないように思います。個人的には、日本のおかれている国際環境(食料・燃料自給率を含む)を考えても、ソフトパワーを活かして、日本ファンをますます増やすべきだと思いますし、国内産業的側面を考えても、訪日客は極めて重要だと思います。また、訪日客を意識したプレミアム系のサービスやレストランが増えているのも、いいことだと思います。一方で、最近では訪日客向け“二重価格”の導入が取りざたされていますが、同じサービスに対して、価格が変わるのは好ましくないように思います。それよりは、むしろディズニーの“Lightening Lane pass”(優先搭乗券)のように、付加価値のついたサービスを提供することで価格をわけるのがいいのではないかと思います。入国税も含めて、今後は、国としてサービス産業のプレミアム化をはかることにより、カスタマーターゲッティングを進めていくのがいいのではないかと思います。日本も”夢の国“なわけですし。
では、引き続きよい週末をお過ごしください。
代表 武田 秀俊
今週の1枚

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