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「素晴らしい教育が私の人生を変えた。あなたの人生も変えることができる」。11歳をハーバード大学に入学させることができると喧伝する「教祖」がセミナーで発した一言一句に、参加した児童・生徒が注目する。出席した日本の高校生は、「彼は大学カウンセリングのスティーブ・ジョブズのようだ」とつぶやいた。

アイビーリーグに出願するための高額なブートキャンプを1年間提供する「クリムゾンエデュケーション」が一部の保護者の間で注目を集めている。同社を率いるのは、最高経営責任者・共同設立者のジェイミー・ビートンさん(29)。15日付のウォール・ストリート・ジャーナルは、ニュージーランド出身の「教祖」を巡るストーリーを紹介した。ビートンさんが児童・生徒に送るメッセージは明瞭だ。「高校に入る何年も前からスキルや興味を築き、子ども時代を最適化する。ある活動でトップクラスの成績を残せそうにないなら、他のことに移る。その上で起業や奨学金など目立つ方法を見つけること」
ビートンさんの指導で、今年はイェール大に24人、スタンフォード大に34人、コーネル大に48人が合格した。彼自身は全米の25に上る大学に合格、名門をほぼ総なめにした。ハーバード大に入学後は、スタンフォード大やプリンストン大などで修士号も取得した。そんなビートンさんにウォール街も注目している。資金調達の結果、約5億5000万ドルもの評価を受けており、名だたる投資家が名を連ねている。
編集部のつぶやき「コンサル料は最大20万ドル」
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によれば、コンサル料は4〜6年のプログラムで3万〜20万ドル!ここにも教育格差がありあり。(AK)
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