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少し前の世代の既婚女性たちは、結婚指輪を外して外出することは極めてまれだった。ところが、最近はその様子がかなり変わってきている。多くの若い女性は、その日の予定に応じて、指輪をつけて外出するか否かを巡り、柔軟に考えているのだ。

27日付ウォール・ストリート・ジャーナルは、パンデミックとそれに伴う在宅勤務の影響もあると指摘。自宅において軽装で働くのであれば指輪をはめる必要はないだろう。地下鉄などの公共交通機関を利用して通勤するならば、安全性を考慮すると、わざわざダイヤモンドの指輪をはめることなく、あえて外して通勤する人もいるという。ある雑誌による調査によれば、回答者(約5000人)のうち、婚約指輪を毎日つけていない女性は、21%に上った。
婚約指輪や結婚指輪をつけている人が、ある種のステータスを証明していた時代は、とうの昔に終焉を告げた。婚約指輪を欲しがらない女性たちは、その費用を不動産など、より実用的な使途に使うことを望むという。加えて、あるウエディングプランナーは「婚約・結婚指輪は、時代遅れにすぎない」と述べており、これまでの「伝統芸能」に疑問を抱くカップルも多数いる。
編集部のつぶやき「ほとんどつけなかった」
結婚している間も結婚指輪はほとんどつけませんでした。独り身になってからは、つける理由もないし、粗末に扱うのは別れたオットに申し訳ないので、宝石箱の中に眠ったまま。金の価格も高騰していることだし、この際、売ってしまおうかと思案する今日このごろ。(AK)
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