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ニューヨーク市のマンハッタン中心部に乗り入れる車などを対象とした「渋滞税」の徴収が5日に始まり、60丁目以南に入ったドライバーは、例年の同時期と比べて平均4万3000人ほど減少したことが、ニューヨーク州都市交通局(MTA)の調べで分かった。データは、渋滞税導入からちょうど1週間後のものだ。ゴッサミストが13日、伝えた。
減少したのは、導入前の同時期と比べると、5%に相当し、依然として1日当たり平均で58万3000人のドライバーが流入している計算になる。しかしながら、マンハッタンで暮らす多くの人々にとって、こうした減少により、渋滞するか円滑に流れるかの分かれ目を迎える展開になりそうだ。MTAは「この1週間、ニューヨークはとても良い1週間だった」と強調。ただ、交通パターンが今後変わる可能性もあると指摘した。
MTAによれば、ウィリアムズバーグ橋やホランドトンネルなどにおいて、朝の通勤時間帯の交通量は平均で30〜40%減少。バスもスピードアップしているという。MTAはチェックポイントにカメラなどを設置。通過した車両に対し、専用機器などを通じて、乗用車で1日当たり9ドル(約1400円)を課金。対象地域でタクシーを利用した場合は、乗車料金に75セントを上乗せする制度を始めた。
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