トップはニュージーランド航空 世界航空会社「安全ランキング」で

世界一、安全な航空会社に選ばれたニュージーランド航空のボーイング787-9 ZK-NZC (photo: Bahnfrend / https://commons.wikimedia.org/wiki/User:Bahnfrend)

航空会社に関する情報サイトAirlineRanking.comは、今年の世界航空会社「安全ランキング」を発表した。トップはニュージーランド航空で、ANAは6位、JALは19位だった。シークレットNYCが15日、伝えた。
同サイトは世界中の航空会社385社に関し、過去2年間の重大事故、使用する飛行機の機齢、飛行機数、事故や死者の発生率、国際航空運送協会(IATA)の安全監査プログラム(IOSA)の承認の有無、パイロットの技能とトレーニングなどの安全性に影響するデータを収集して分析。
本拠地となる国の国際民間航空機関(ICAO)による監査結果も加味して安全ランキングを毎年発表している。
2位はカンタス航空。ただし、ニュージーランド航空との差はわずか1.50ポイントだった。「ニュージーランド航空の機齢の若さが決め手になった」と同サイトのシャロン・ピーターセンCEOは説明している。3位はキャセイパシフィック航空、カタール航空、エミレーツ航空が同スコアでタイだった。
4位がヴァージン・オーストラリア航空、5位がアラブ首長国連邦のエティハド航空と続く。6位がANA。以下、7位が台湾のエバー航空、8位が大韓航空、9位がアラスカ航空、10位がトルコ国営のターキッシュエアラインズ(THY)だった。
日本の航空会社ではJALが19位となった。アメリカの航空会社では9位のアラスカ航空以下、ハワイ航空が12位、アメリカン航空が13位、デルタ航空が21位、ユナイテッド航空が23位だった。詳しくは同サイトを参照。
空の旅の安全性は高まっているが、不安のある利用者に対して恐怖心克服のためのセミナーを実施している航空会社もある。ヴァージン・アトランティック航空ではオンライ上のセミナーもある。
編集部のつぶやき
空の便が、まるでバスみたいな感覚のアメリカのエアラインは、アラスカ航空が9位で大手は10位以下というのが気になる。バスでも安全性は確保してほしい。食事はやはりANAとJALでしょ。季節感があるから。アメリカの会社は1年中メニューが一緒で目が点。これまでに感動したエアラインは、エミレーツとエティハド。食事は絶品、機内10数人のCAが合計で8カ国語を話す。国際線ではぜひ使ってみたい。(K.T.)
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