ニューヨークで「最も家賃が高いエリアトップ10」(PropertyShark調べ)が発表され、6年連続でハドソンヤードがトップに選出。2位にトライベッカ、3位にソーホーと続いたが、先日明らかとなった「今注目すべき10のエリア」との対比が面白い結果となった。

最も家賃が高いエリアトップ10には、住宅の平均販売価格が713万ドルという驚異的な数字を誇るハドソンヤードが選ばれ、その他の順位は以下となった。
2位 トライベッカ
3位 ソーホー
4位 ノーホー
5位 セントラルパークス・サウス
6位 ノリータ
7位 ハドソンスクエア
8位 カーネギーヒル
9位 レッドフック(ブルックリン)
10位 ノーマッド
10位 キャロルガーデンズ(ブルックリン)
ブルックリンの存在感の勢いが増す一方で、やはり大半を占めるのはマンハッタン。ブルックリンからニューヨーク湾を臨む、クリエイティブな人々にも好まれるレッドフックと、緑豊かな住宅街キャロルガーデンがランクインを果たし、クイーンズからトップ10に入るエリアはなかった。
◆ 「今注目すべき10のエリア」と比較
この結果は、先日発表された「今注目すべき10のエリア」と見事に異なっており、ニューヨークとしての気品を保ちながらも、常に新しいものを追い続けるユニークさが現れた結果となっている。マンハッタンからは10位にランクインしたモーニングサイドハイツ以外、全てクイーンズとブルックリンという結果となっているのだ。
1位 リッジウッド(クイーンズ)
2位 グリーンウッド(ブルックリン)
3位 ロング・アイランド・シティー(クイーンズ)
4位 サニーサイド(クイーンズ)
5位 ウィンザーテラス(ブルックリン)
6位 フォートグリーン(ブルックリン)
7位 プロスペクトハイツ(ブルックリン)
8位 クラウンハイツ(ブルックリン)
9位 プロスペクト・レファーツ・ガーデンズ(ブルックリン)
10位 モーニングサイドハイツ(マンハッタン)

今後、これらのエリアがどういった進化を遂げ、どのように「高級エリア」と共存して行くのか? 10年後が楽しみだ。
文/ナガタミユ
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