育英サタデースクールマンハッタン校(牧野佳代子ディレクター)は2月8日、全校縄跳び大会を開催した。小学部1年生から6年生が地下の体育館に集まり、保護者や卒業生ボランティアも参加した。

最初の演目では、小中高の2学年ごとに分かれて各1分間ずつ技を披露した。先陣を切ったのは低学年(1、2年生)で、前跳び、駆け足跳びを披露した。中学年(3、4年生)はグーチョキパー跳びと後ろ跳びを、高学年(5、6年生)はあや跳び、二重跳び、交差跳びをそれぞれ披露した。保護者の声援が飛び交う中、少し緊張した様子の子、得意げに跳んでいる子もいた。
続いて行われた前跳び持久跳び競争では1年生から6年生の全員が体育館いっぱいに広がって同時にスタート。失敗した子から座っていき、最後まで残った子が学年での優勝者となる競争では、「頑張れ!」「集中して!」といったかけ声と子どもたちの気合が体育館中に満ち、熱気は最高潮に。残り3〜4人になると、座っている子どもたちからも「がんばれ、がんばれ!」と大きな声援が飛んでいた。最後まで失敗をせずに跳び続けられ、各学年の優勝者となった子どもは、全校生徒からの大きな拍手と歓声に包まれ、それぞれ誇らし気だった。
最後は大縄跳び発表会。大きな縄をボランティアの高校生2人で回す中、1年生から6年生までが蛇のように長い列を作って20分間の8の字跳びに挑戦した。体育教師の跳んだ数を数える声と、大繩に入るタイミングを教える担任の「よいしょ!今だ!」のかけ声を受けて、一人一人が順番に大縄を跳んだ。普通に跳ぶ子、くぐり抜ける子もいれば、くるっと回転して技を見せながら跳んで見せる子もいて、会場は大いに盛り上がった。
今後も体育の授業で縄跳びの指導は引き続き行われるが、今回の大会を機に子どもたちの縄跳びの技術もさらに向上していくだろう。(情報・写真提供:ニューヨーク育英学園サタデースクール・マンハッタン校)

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