ニューヨークで最も人気のある飼い犬の名前は、「月」を意味するラテン語に由来する「ルナ(Luna)」。市では全ての飼い犬は市保健精神衛生局(DOH)への登録が義務付けられているが、DOHが公表したデータによれば、市内5区で昨年、「ルナ」で591件の登録があったことが分かった。ニューヨークポストが4日、伝えた。

ルナが1位となるのは3年連続。2022年に1位だったベラ(Bella)は、60件差の531件で2位だった。ただ昨年、名前の記入がない登録が2600件以上あったため、真の勝者については議論の余地がある。3位はマイロ(Milo)、4位はココ(Coco)、5位はマックス(Max)だった。
ユニークな名前も多く、オニキスと名付けられた犬は37匹、バターが25匹、ミスター・ビザールが19匹。シーズーと名付けられたシーズー犬は26匹いた。ルナと名付けられた犬のほとんどもシーズー犬で、同犬種は昨年、2番目に人気が高かった。最も人気の高い犬種はヨークシャテリアで、2498件の登録があった。
犬の登録数は16年から20年の間、年平均7万4000件だったが、パンデミックに突入し10万8312件に急増。21年にはさらに9万2559件の登録があった。その数は22年に4万9470件に減少。ルナが初めて首位に輝いた年だ。23年には登録数が8万3220件へと再度増加したものの、昨年は37%減の5万1863件だった。
編集部のつぶやき
ニャンコは登録義務がないのでDOHからのデータが出ませんが、ペットシッターサイトのRoverの調べによれば、男の子はミロ、チャーリー、レオ、マックス、オリバー。女の子はルナ(わんこと同じ!)、クレオ、ウィロー、ゾー、キティだそうです。(A.K.)
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