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NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル

メトロポリタン・パーク(仮称)の完成イメージ(photo: SHoP Architects, Field Operations)
クイーンズにあるニューヨーク・メッツの本拠地「シティ・フィールド」周辺に誕生予定の新施設「メトロポリタン・パーク(仮称)」。ニューヨーク市議会がこの計画に必要なゾーニング変更を41対2の賛成多数で承認し、プロジェクトが大きく前進したことが分かった。

ニューヨーク・メッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏とハードロック・インターナショナルが共同で進めている同プロジェクトは、25エーカー(約10ヘクタール)の公共公園、カジノを中心としたエンタテインメント施設、ホテル、レストラン、クイーンズの食文化をテーマにしたフードホール、ライブ音楽会場などが設けられる。

そして、周辺エリアの公共交通機関の改善も予定されており、公共公園にはコミュニティ向けの運動場や遊び場が設けられ、地域住民や訪問者が楽しめる空間となる。現在、総工費は約80億円と見積もられており、約2万3000人の雇用を創出する、地域経済の活性化につながるプロジェクトとして期待が高まっている。

文/ナガタミユ
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