2025年6月5日 DAILY CONTENTS NEWS EVENTS

独立記念日の花火大会がイーストリバーに帰還、NY「夏の風物詩」が再び東側へ

Macy's Fourth of July Fire Works, East River, Manhattan, NYC

Macy’s Fourth of July Fire Works, East River, Manhattan, NYC

毎年7月4日に、ニューヨークの夏を代表するイベント「メイシーズ独立記念日花火大会」が開催される。今年はイーストリバーに戻り、ブルックリンブリッジとその周辺の4隻の台船から盛大に花火が打ち上げられる予定だ。昨年は、西側のハドソン川側で実施されたが、2025年は再びイーストリバー側に戻ることとなった。

この花火大会は、全米最大級の規模を誇るだけでなく、音楽との完全なシンクロ演出でも毎年大きな注目を集めている。例年、アメリカを代表する人気アーティストたちが登場し、独立記念日を祝うスペシャルパフォーマンスを披露することで知られている。ニューヨークの夜空をキャンバスに、音と光のドラマが展開される瞬間は、まさに「アメリカの誕生日」を象徴する特別なひとときと言える。現地での観覧が難しい場合でも、テレビ中継などを通して自宅から楽しむことができる。

エリック・アダムス市長は、「ニューヨーク市創立400年という節目の年に、この歴史あるイベントが東側の象徴ともいえるブルックリンブリッジで開催されることは、大きな意味を持つ」と語っている。また、このイベントは経済効果も高く、地元ビジネスへの支援にもつながっているという。

ニューヨークを訪れるなら、この華やかな独立記念日の夜を見逃す手はない。歴史、音楽、光の競演を心ゆくまで味わいたい。

                       
合わせて読みたい記事
RELATED POST