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ニューヨーカーたちを魅了する自然現象「マンハッタンヘンジ(Manhattanhenge)」が今年もやってきくる。奇跡のようなサンセットをカメラに収めよう。

「マンハッタンヘンジ」とは、マンハッタンの碁盤目状の街路と太陽の沈む位置がぴたりと重なる現象である。太陽の光がビルとビルの谷間に一直線に差し込み、街全体が黄金色に染まる。その光景はまるで映画のワンシーンのようで、インスタグラムをはじめとするSNSでも話題となる絶好の撮影チャンスだ。
本来、太陽が真東から昇り真西に沈むのは春分と秋分の年2回のみだが、マンハッタンの街路は地理的な北から約30度東に傾いているため、春分・秋分とはずれた特定の日にこの現象が発生する。それが毎年5月末と7月中旬の数日間に起こる「マンハッタンヘンジ」である。
1日あたりわずか数分間しか見られないこの天体ショーは、まさに「ニューヨークの奇跡」と言える。日没の瞬間を逃さぬよう、観賞スポットには早めに到着するのがおすすめ。
2025年 マンハッタンヘンジの日時
Half sun on the grid(太陽の半分がビルの谷間に重なる)
5/28(水)20:13
7/12(土)20:22
Full sun on the grid(太陽が完全にビルの谷間に収まる)
5/29(木)20:12
7/11(金)20:20
おすすめ観賞スポット
(西から東に抜ける見通しの良い通りや展望エリア)
57th St.
42nd St.
34th St.
23rd St.
14th St.
Tudor City Overpass, Manhattan
Hunter’s Point South Park in Long Island City
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