まもなくやってくる「夏至の日」NYらしい過ごし方4選、無料イベントや植物園でのライブなど

1年で最も昼が長い「夏至」は、自然の恵みを祝いや心をリセットする特別な1日。ニューヨークでは、さまざまなイベントがこの日に開催される。

1. スウェーデン・ミッドサマー・フェスティバル
（Swedish Midsummer Festival）

スウェーデンでは、夏至は国をあげて祝われる大イベントだ。メイポール（柱）の周りを踊ったり、伝統音楽に合わせて歌ったりと、自然とのつながりを祝う習慣がある。ロックフェラー・パークで、スウェーデン総領事館が主催する本場さながらのミッドサマーフェスティバルが無料で開催される。

会場では、スカンジナビア民俗学者ロス・サッターによるダンスとフォークミュージックのパフォーマンスやスウェーデン雑貨のマーケットなども楽しめる。また、スウェーデンの国民的キャラクター「長くつ下のピッピ」の生誕80周年を祝うパペットショーやインタラクティブコーナーなども用意されている。

日時
6/20（金）17:00〜21:00
場所
Rockefeller Park（Battery Park City内）
（75 Battery Pl.）
料金
無料
公式サイト
swedenabroad.se/en/embassies/
公式インスタグラム
@swedennewyork

2. タイムズスクエアのヨガフェス
（Solstice in Times Square）

2003年にわずか3人から始まったこのイベントは、いまや数千人が集まる夏至の定番行事に成長。雑踏のタイムズスクエアが、1日限りの静寂のオアシスに変わる。朝から夜まで無料のヨガクラスが開催され、都会の中心で心と体を整える特別なひとときを過ごせる。

日時
6/20（金）7:30〜20:30（複数回のクラスあり）
場所
Times Square（Broadway 歩行者広場）
料金
無料 ※事前登録が必要
公式サイト
https://www.timessquarenyc.org/things-to-do/solstice
公式Instagram
@timessquarenyc

3 . ブルックリン植物園のスペシャルプログラム
Brooklyn Botanic Garden: Summer Solstice Celebration

ブルックリン植物園では、夏至を祝うスペシャル・プログラムが朝と夜の2回開催され、1枚のチケットで両方のパフォーマンスを楽しむことができる。

朝の「サンライズ・パフォーマンス」では、サクソフォニストのマシュー・エヴァン・テイラーと室内オーケストラによる、ガイド付き音楽瞑想が行われる。夜の「サンセット・パフォーマンス」では、作曲家スティーヴ・ライヒの有名な現代音楽「ミュージック・フォー・18ミュージシャンズ（Music for 18 Musicians）」を、ギターやシンセサイザーなどでアレンジした特別ライブが行われる。

日時
6/20（金）
・Sunrise Performance：5:15〜6:00
・Sunset Performance：20:30〜22:00
場所
Brooklyn Botanic Garden
（1000 Washington Av. Brooklyn, NY）
料金
大人 $24.22 、学生$17.52
1枚のチケットで両方のパフォーマンスを楽しむことができる
公式サイト
https://www.bbg.org/visit/event/summer_solstice_celebration
公式Instagram
@brooklynbotanic

4. コニーアイランドの花火
（Coney Island Fireworks）

夏至の夜の締めくくりは、コニーアイランドの花火が最適。今年はなんと、夏至の日が2025年シーズン初の打ち上げ日となる。アミューズメント・パークやボードウォークを背景に、21:45から花火が夜空を彩る。少し早めに出かけて、ビーチに沈むサンセットを眺めたあと楽しむのもおすすめだ。

日時
6/20（金）21:45
場所
Coney Island
（Surf Av. Brooklyn, NY）
公式サイト
https://www.coneyisland.com/
公式Instagram
@coneyislandfun