2025年7月22日 NEWS DAILY CONTENTS

NY生活で気をつけたい「夏のリスク」ダニや蚊、洪水から身を守る方法

ニューヨークで夏にリスクが高まる洪水やはしか、蚊、ダニから身を守る方法を、18日付のヘルスビートが紹介している。

デング熱やジカ熱などの感染症を媒介することがあるヒトスジシマカ(photo: National Institute of Allergy and Infectious Diseases)

洪水から身を守るには

大雨時には、市民向け洪水情報サイトFloodHelpNYに住所を入力し、地域の洪水リスクを確認。NYC Emergency AlertsまたはNOAA Weather Radioに登録し、通知を受信。高台に移動する。地下居住者は上階に移動する準備を。洪水の中を運転したり歩いたりしない。水深15センチでも、流される恐れがある。

はしか予防には

海外やはしか流行地域への旅行予定者は、ワクチンの接種を。出発2週間前までに、MMRワクチンを2回。出発まで2週間未満の未接種者は、1回の接種を推奨。

ダニ対策には

肌の露出部に、ディート、ピカリジン、またはIR3535を20%以上含む虫除け剤を塗布する。衣類には、0.5%のペルメトリンを含む製品を使用する。道の中央を歩き、高い植物に近づかない。帰宅後、ダニのチェックを。特に子どもは、わきの下、耳周辺、へそ、髪の毛の中を確認する。衣類を10分間高温の乾燥機で乾燥させる。犬のダニ駆除も忘れずに。皮膚にダニが付いたらピンセットで速やかに除去し、ライム症などの症状が出ないか経過観察する。早期の治療が重症化を防ぐ。

蚊には

蚊が活発な時間帯(朝・夕)は、EPA承認の蚊よけ剤を使用する。屋外は避け、できれば長袖と長ズボンを着用する。蚊の繁殖場所となる花や植物の受け皿、バケツなどに水を溜めない。

                       
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