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マンハッタンにこの9月新しくオープンする私立校アルファスクール(Alpha School)は、人工知能(AI)を活用した独自のカリキュラムで注目を集めている。同校は、国語・算数・理科・社会などの主要科目をAI対応ソフトを使って効率的に学習し、毎日わずか2時間でカリキュラムを消化できるとして従来の教育時間の半分以下で「2倍の学習効果がある」と主張。20日付のウォール・ストリート・ジャーナルがレポートしている。

◆ 他の学校と何が違う?
アルファスクールでは午後は学科授業から離れ、体験型の活動に時間を充てるのが特徴。5マイル(約8キロ)の自転車走行に挑戦したり、AIが作成したプランに基づいて自分の趣味や探究活動を深めたりする。学力と生活力を両立させるのが目的だ。
また同校では、教員を「先生」ではなく「ガイド」と呼ぶ。ガイドは必ずしも教員免許を持たず、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が、子どもたちの学習と実体験活動をサポートするという。
既にテキサス、フロリダ、カリフォルニア州に校舎を持ち、今年中にアリゾナ、バージニア、ノースカロライナ州などにも展開予定。ニューヨーク校は幼稚園から中学2年生までを対象とし、学費は年間4万〜6.5万ドルと、他の私立校と同程度の水準だ。
◆ ビリオネア投資家も注目!
著名投資家のビル・アックマン氏は、アルファスクールの取り組みに強い関心を寄せ、友人や知人を校舎見学に招待するなど、事実上のアンバサダーとして活動。教育分野でのAI導入が注目される中、ニューヨークにおける新しい教育モデルの一つとして今後の展開が期待される。
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