「カッとなって、迷惑な隣人を責め立てるのは間違い」と話すのはリンゼー・レア・アッカーマンさん。ロサンゼルス在住のファミリーセラピストだ。隣人は迷惑だと気がついてない場合が多いからだ。タイム誌が24日、隣人とのトラブルの正しい解決法を伝授。

深夜の騒音
具体的な解決策を提示して歩み寄る。例えばこんな感じ。「平日の夜10時以降は静かな時間にできないだろうか。お互いの安眠のために」
日中、犬が吠え続ける
「テレワーク中で、仕事に集中できない」などと「こちらも困っている」と状況を説明しよう。犬のデイケアなどの解決策を隣人と話し合ってみるのも。
たばこの煙が流れて来る
「煙が室内に入り込み、家具に染み付いて困る」といった実害の他、「ぜん息などの疾患がある」「たばこの匂いに敏感」など、こちらの弱みを訴えて、強みに変えよう。
上階の足音
アパートの設計にも問題があると匂わせよう。例えば「床が薄くできているからね。そっと歩いても、聞こえてくるんだよね」などと話せば個人攻撃にならない。嫌な顔をせず、じゅうたんを敷いてくれるはず。
犬のフンの不始末
「昨日、前庭を歩いていたら、踏んじゃってね」と柔らかくアプローチ。「アクシデントがまた起こらないようにできることはないだろうか」と続ける。ウンチ袋を設置する努力も試みたい。
ドライブウェイをふさぐ
隣人が敷地をはみ出して駐車している場合、まず事実を説明しよう。そしてこちらが車を出せずに困っていることを訴え、やめてもらいたいと冷静にお願いしよう。「必要な場合は事前に言ってほしい。できるだけ協力したい」と付け加える。
裏窓
「言うのもなんだけど、おたくの窓が、わが家のリビングルームに面していてね、カーテンかブラインドを付けてもらえないだろうか。お互いのプライバシーのために」と話してみよう。
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