アメリカ国内で大移動が起きる感謝祭の週末。ホリデーシーズンに飛行機内に食品を持ち込む際は、出発前に必ず米運輸保安庁(TSA)のルールを確認しておこう。

手荷物での機内持ち込み禁止品
3.4オンス(100ml)の液体。TSAによると「こぼしたり、広げたり、スプレーしたり、ポンプで出したり、注いだりできるもので、3.4オンスを超えるものは、預け荷物に入れること」とある。また、完全に凍結していない保冷剤も没収される可能性あり。部分的に溶けている、またはスラッシュ状の場合は、TSAの規定(医療用保冷剤を除く)である3.4オンス(100ml)以下でなければならない。
手荷物での機内持ち込みができる感謝祭の食べ物
焼き菓子:(手作りまたは市販の)パイ、ケーキ、クッキー、ブラウニー、その他の菓子類
肉類:七面鳥、鶏肉、ハム、ステーキ。冷凍、調理済み、または未調理のもの
詰め物:調理済み、未調理、箱入りまたは袋入りのもの
マカロニ&チーズ:鍋で調理済み、または現地で調理するための材料
生野菜:ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリー、インゲン豆、芽キャベツ、カリフラワー、ビーツ、ラディッシュ、ニンジン、カボチャ、葉野菜
生果物:リンゴ、ナシ、パイナップル、レモン、ライム、クランベリー、ブルーベリー、イチゴ、バナナ、キウイ
キャンディ類
スパイス類
手荷物での機内持ち込みが不可で、慎重に梱包すべき食品
クランベリーソース/グレービーソース/ワイン、シャンパン、スパークリングアップルサイダー/缶詰の果物や野菜/ジャム・ゼリー類/メープルシロップ
空港のセキュリティー検査をスムーズに進めるためのヒント
迷ったら確認する:キッチンで「これは液体かな?」と迷ったら、「液体」と判断して間違いない。
中身が見やすい状態で:大量の食品を携行すると、X線検査で不審に映り、検査官が手荷物を抜き取り検査する可能性がある。中身が見やすく取り出しやすい方法で食品をパッキングしよう。
梱包は厳重に:スーツケース内にグレイビーソースがこぼれて大惨事とならないように、預ける液体は、プラスチックでしっかりと包み、さらにタオルで包むなどして厳重にパッキングしよう。
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