旅行情報サイトのトリップアドバイザーが発表した「冬季旅行インデックス」によれば、アメリカ人旅行者の間でニューヨーク市が最も人気があることが判明した。同サイトは利用者にオンラインで質問して、6123人から回答を得た。さらにイギリスや日本といった海外を含むサイトの検索情報を分析して、まとめた。

インデックスによれば、利用者の60%がこの冬、旅行をする予定で予約は昨年より45%増加。52%は予算が昨年を超えるとしており、5泊以上の長旅も54%に上る。行き先は文化都市と避寒地に分かれる。アメリカ人の間で好まれているのは、ニューヨーク、ラスベガス、キーウエスト。ニューヨークは文化都市の代表で、観光客は昨年より増える見込みだ。
アメリカ人に人気の海外旅行先は、文化都市がロンドン。避暑地はカンクーン、カボ・サン・ルーカス、プラヤ・デル・カルメンなどの比較的手近なメキシコのリゾート地。海外の観光客に人気なのは、文化都市がロンドンとパリ。避暑地はバンコクとカンクーンだった。
観光客の93%は観光スポットでの活動に出費を惜しまないとしている。文化的な施設の見学がトップで、美術館、博物館などに恵まれたニューヨーク市がトップになるのもうなずける。さらに、トリップアドバイザーの利用者はアウトドア、ショッピング、ロードトリップに興味を示している。シカゴの建築物ツアー、マサチューセッツ州セイラムの幽霊ウォーキングツアー、ラスベガスのスーパーカー・ツアー、フロリダのカヤック冒険ツアーなどに予約が集まっている。
行動的なのはZ世代やミレニアル世代。ベービーブーマーやX世代は、家族中心で、ゆったりしたペースでの観光を好む傾向にある。また、アメリカ人の“コンサバぶり”も浮き彫りに。旅行者の66%は過去に行ったことのあるスポットを再訪するのを好み、行ったことのない土地を探索するアドベンチャー派は34%だった。
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