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ニューヨーク市における1ベッドルームの家賃がこの5年で大幅に上昇し、全米主要都市の中で最大の伸びを記録した。オンライン金融仲介業者レンディングツリー(LendingTree)が発表した新たな調査によれば、2021~26会計年度にかけて、全米主要50都市圏の1ベッドルームの公正市場家賃(FMR)は平均457ドル上昇したのに対し、市では1801ドルから2655ドルへと854ドルも跳ね上がっていた。FMRとは、住宅都市開発省(HUD)が住宅補助の基準とする連邦指標で、標準的な賃貸物件の家賃を反映している。

家賃上昇率で2位となったのはカリフォルニア州サンディエゴで、1ベッドルームの賃料は1642ドルから2459ドルへと817ドル急騰、3位のフロリダ州マイアミは1231ドルから1995ドルへと764ドル上昇していた。全50都市圏の平均では、1ベッドルームの家賃は21会計年度の1122ドルから26会計年度には1578ドルへ40.7%上昇した。
報告書は「大半の賃借人にとって現実的な問題は、賃金上昇が家賃上昇に追いついていない点だ」と指摘している。
賃借人ができる対策として専門家は、①近隣の家賃相場のデータを示すなど、更新前に交渉する ②18〜24カ月といった長めの契約期間を申し出ることで、家賃を据え置きにできる場合もある ③検索範囲を広げ、中心地から数マイル離れた地域や、新興エリアを検討すると、大幅に低い家賃で同等の部屋が見つかることもある④市や州が提供する家賃補助、税控除制度など、住宅支援制度を確認する ⑤家賃の審査では、信用スコア、支払い履歴、前大家からの推薦などが重要。賃借人としての信頼性を高めること、などをアドバイスしている。
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