旅行や出張で飛行機が突然欠航すると、予定は大きく狂う。特にアメリカ国内線では天候や機材トラブルによる欠航が珍しくない。そんなとき、何をすべきか、そしてどこまで補償されるのかを知っておくことが重要だ。生活情報誌リアルシンプルが要点をまとめている。

最優先は「再予約」
欠航が決まったら、まず航空会社のアプリや公式サイトで再予約の選択肢を確認すること。空港カウンターが長蛇の列でも、アプリ上で代替便を確保できる場合がある。希望の便が表示されない場合は、
・航空会社へ電話する
・空港のカスタマーサービスで直接相談する
といった同時進行での対策も有効だ。
再予約できない場合は「返金」の選択肢
希望する便への振り替えが難しい場合、払い戻しを受けることも可能だ。米運輸省(DOT)の規定では、航空会社側の都合で欠航した場合、未使用分は現金で返金する義務がある。バウチャーのみを提示された場合でも、現金での払い戻しを求めることができる。ただし、自分で他社便を手配する場合、その差額は自己負担になるケースが多い。
ホテル代は出るのか?
航空会社の都合(機材トラブル、人員不足など)
・追加料金なしの振替
・返金対応
・場合によってはホテルや食事バウチャーの提供
ただし、ホテルの提供は義務ではなく航空会社の判断による。
天候など不可抗力の場合
・振替便は手配される
・ホテル代・食事代は原則、自己負担
アメリカでは、悪天候による欠航でホテル代が必ず補償されるわけではない。
クレジットカード保険も確認を
アメリカ発行のクレジットカードには「Trip Interruption」や「Trip Delay」補償が付帯している場合がある。一定時間以上の遅延や欠航で、宿泊費や食事代が補償対象になることもあるため、事前確認が安心につながる。
欠航リスクを減らす工夫
専門家によると、欠航を完全に防ぐことはできないが、リスクを減らすことは可能だという。
・早朝便を選ぶ(午後より遅延・欠航率が低い傾向)
・前便の出発地の天候を確認する
・ハブ空港経由の場合は余裕を持った乗り継ぎにする
特に雪が降る冬季や大規模ハブ空港経由の場合は注意が必要だ。
まとめ
米国での欠航対応は、「どう動くか」だけでなく「どこまで補償されるのか」を理解しているかで大きく差が出る。再予約はアプリで迅速に行い、払い戻しを受ける権利があることもきちんと説明しよう。ホテル代は理由によって自己負担になる可能性もある。事前に航空会社の規定やカード保険を確認しておくことが、トラブル時の冷静な対応につながる。
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