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「常態」から「新常態」へ
たった3カ月でコロナが変えたニューヨーク
ニューヨーク市で初のコロナウイルス感染者が確認されてから1年が経った。たったの3カ月で、コロナウイルスは多くを変えてしまった。28日付、amニューヨークが報じた。
昨年1月のニューヨーク市といえば、大物映画プロデューサー、ハービー・ワインスタイン元被告の裁判が進み、ヤンキースのデレク・ジーター元選手が野球の殿堂入りを果たして沸き返っていた。ショッピングモールには客があふれ、レストランやバーにも行列。ブロードウエーの劇場街では歓声と拍手がやまず、マジソンスクエアガーデンにも声援がこだましていた。つまり、ニューヨーク市は「常態」だった。
その月末に新型コロナウイルス感染の最初の事例がワシントン州で報告される。2月には中華街で旧正月を祝っていたニューヨーク市でも3月1日、感染者が確認された。その後、感染が広がり、パニックに陥った市民は、サニタイザーや生活用品の買いだめに走る。12 日には、クオモ知事が500人以上の集会を禁止し、ブロードウェーの灯が消えた。16日には、デブラシオ市長がロックダウン(都市封鎖)を宣言。在宅勤務が普及し、学校もリモート学習に。レストランやバーは配達が配達とテイクアウトのみになったのもこの時だ。それから、多くの商店が店を閉じ、多くのニューヨーカーが職を失った。
たった3か月で「不夜城」が「ゴーストタウン」へ、常態は新常態へと変わっていったのだ。

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