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「腐ったような不快な匂い」
刺激性異臭症・コロナ後遺症の新たな機能不全
新型コロナウイルス感染の後遺症に無臭覚がある。最近、刺激性異臭症と呼ばれる別の嗅覚機能不全にかかる人がでてきている。22日、ゴッサミストが報じた。
ワシントンハイツ在住のブルック・ビーガットさん(25)は昨年6月、アパートに入った途端、「腐ったような、肉が焦げるような」匂いを感じた。昨年3月、コロナに感染して嗅覚を喪失。治癒後、嗅覚は戻ったが、今度は刺激を受けて不快な匂いを感じる刺激性異臭症にかかってしまった。アパートの隣にあるボデガ(小規模のスーパー)の調理用オイルが引き金となったようだ。この他に、コーヒー、肉、玉ねぎ、にんにく、卵などが刺激臭に感じると語った。
刺激性異臭症にかかると、食べ物や行動に制限がかかる。ビーガットさんは「最初の6カ月はスムージーが飲めたが、今では化学物質のよう。ベーグルに頼っている」。中華料理やピザも諦めた。交際相手も、デートの24〜48時間にはそうした料理を食べないよう気を配る。ほとんど外食もしていない。
専門家によると、刺激性異臭症は2カ月から2年ほど続く。フェイスブックには支援グループができている。活動家団体「The Smell and Taste Association of North America」や嗅覚訓練を行う組織「AbScent」もある。

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