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ニューヨーク市に経済回復の兆し
連邦政府の財政支援がカンフル剤
ニューヨーク市に経済回復の兆しが見えてきた。2日、ニューヨークタイムズが報じた。
セントラルパークを見下ろすマンダリン・オリエンタル・ホテルは、従業員100人超を再雇用し今週再開する。ユニオンスクエア・カフェも屋内営業を開始。ブロンクス区のヤンキース・スタジアムでは1日、定員の5分の1の観客を入れてオープニングゲームが行われた。
ワクチン普及に加え、連邦政府による財政支援の影響が大きい。市へ60億ドル、ニューヨーク都市交通局(MTA)へ65億ドル、そして公立学校へ40億ドルが注ぎ込まれる。ムーディーズの経済アナリスト、マーク・ザンディさんは「多額の支援金が素早く届くことにより、打撃を受けた場所のカンフル剤となる」と指摘する。加えて住民は、一時金の給付を受けている。
ただ、完全に回復するにはしばらく時間がかかりそうだ。観光客が2019年のレベルに戻るのは25年になる見込み。 テレワークはコロナ後も続く可能性がある。コロナで40万人が失職したが、24年末でもこれを回復することはできないとするNY市独立予算局の予想もある。
それでも、夏にはクイーンズ区で全米テニスオープンが観客を入れて開催される予定。9月には国連総会も控えている。「ニューヨークは、大きく回復する」とザンディさんは楽観的だ。

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