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労働条例違反でチポトレを提訴
NY市、メキシコ料理チェーン

ニューヨーク市消費者・労働者保護局はこのほど、メキシコ料理チェーン「チポトレ・メキシカン・グリル(CMG)」を労働条例違反で提訴した。訴状によると、CMGは2017年11月末から19年9月ごろまでの間、従業員に対し約60万件の違反を繰り返していた疑いがもたれている。違反によりCMGは、従業員に1億5100万ドル(約165億円)の支払い義務を負う。CNNが29日、報じた。
17年可決の公正労働週条例では、雇用主は前もって従業員に勤務スケジュールの見通しを伝え、確定シフトを2週間前までに通知する必要がある。2週間を切った後でシフトに変更があった際や、閉店時間まで勤務した従業員が翌日の開店時間から勤務する場合、雇用主は従業員に追加報酬を支払う義務が生じる。
CMGはこうした義務を履行していなかった上、従業員に支払われるべき追加報酬の受給を、従業員側が放棄したとの虚偽文書を作成したとされる。新たな従業員を採用する前に、既存する従業員にシフトをオファーすることと定められているが、これも守っていなかったという。
NY市当局は、30人以上の従業員からCMGが同条例を順守していないとの苦情を受け、18年から同社を調査。CMGが市で展開する80~90の店舗に約6500人の従業員が勤務している。
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