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おもちゃの銃の色定める新法成立
「白か明るい色、透明か半透明の素材」

ニューヨーク州で16日、おもちゃの銃の色を、白か明るい色または透明でなければならないと定める新法が制定された。90日後に施行となる。ニューヨークポストが同日、報じた。
超党派の支持を得て議会を通過した新法は、同州の小売業者が、黒や青、銀、アルミ色の銃器のレプリカを販売することを禁止。すべてのおもちゃの銃は「白、明るい赤、明るいオレンジ、明るい黄色、明るい緑、明るい青、明るいピンク、明るい紫であるか、または全体が透明か半透明の素材でできていること」と明確に定めた。演劇などで使用される銃は、除外される。
連邦法では既に、米国内で輸送・輸入されるすべての玩具用銃には、銃身の先端をオレンジ色にするか、銃身の両側にストライプを入れることが義務付けられている。但し、エアソフトガンやペイントボール銃は例外となる。
同州では、1994年以降に起きた発砲事件63件以上(うち8件は死亡)に、おもちゃの銃が関係していた。94年には、13歳の少年が持っていたおもちゃのライフルを本物と間違えたニューヨーク市警の警官が少年を射殺する事件が起きている。
ホークル知事は声明で「リアルな外観の玩具銃を規制することで、本物と区別のつかない、危険性のある機器を町から排除し、子供や法執行機関、全州民の安全を確保できる」と述べた。
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