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NY市、放置屋外席の取り締まり開始
「オープン・レストラン」の残骸


ニューヨーク市のアダムズ市長は18日、放置されたレストラン屋外席の取り締まりに乗り出すと発表した。同日、amニューヨークが報じた。
コロナ下で実施された歩道や駐車場に席を設置することを許可した「オープン・レストラン」。その後廃業したレストランもあり、放置され目障りな残骸が市内に44カ所存在するという。アダムズ氏はコリアタウンでバラックの壁にスレッジハンマーを打ち付け撤去作業を行った。「レストランであって、トイレではない。危険でもあり、取り壊さなければならない」と訴えた。
ジョシ副市長によると、市運輸局が中心となり、清掃局やNYPDとタスクフォースを組む。営業していないレストランの屋外席や規則違反の建造物が対象。2回忠告を出した後取り壊す。営業中のレストランの屋外席についても安全面などで問題があれば改善を求める。市民には放置屋外席を市の行政総合ダイアル311で報告するよう呼びかけている。
屋外席を設けたレストランは約1万3000軒。騒音、害獣など当初から批判があった。ホームレスが寝泊まりしているという報告もある。ただ、市民の86%が評価しているとする世論調査もある。アダムズ氏も「レストランの屋外営業を否定しているわけではない」と説明している。
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