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公共の電気自動車用充電ポート
コンエドが市内に百基設置完了

電気・ガス供給会社コンソリデーテッド・エディソン(コンエド)はこのほど、ニューヨーク市交通局(DOT)と電気自動車充電設備大手FLO社と共同で、市内全域に公共のレベル2電気自動車用充電ポートを100基設置した。100基目となるポートは、スタテン島に設置され、利用可能となった。amニューヨークが25日、報じた。
充電ポートの設置は、電気自動車の普及と運輸部門が環境に与える影響の軽減を目的とした、コンエドの「カーブサイド充電パイロットプログラム」の一環。現在、市の温室効果ガス排出量の約30%が運輸部門によるもので、その最大の原因のひとつは乗用車の排気ガスだ。 FLO社の各充電装置は、ほとんどの電気自動車に対応する標準的なコネクタを装備。ケーブルは巻き取り式で、公共の場への設置を想定した設計になっている。充電料金は、午前6時から午後9時までは1時間あたり2.50ドル、夜間は1時間あたり1ドルとなっている。
充電器ポートの設置場所は、地元選出の議員や地域社会の関係者からの意見のほか、地理的な多様性や充電の需要予測に基づき選ばれた。市とウエストチェスター郡には現在、3万2000台の電気自動車が登録されており、コンエドはニューヨークの電気自動車市場が活況であるとみて、2025年までに約1万9000基の充電ポートの設置を目指している。
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