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ユナイテッド航空、JFKから撤退へ
他社との競争困難、発着枠が減少

ユナイテッド航空は10月29 日を最後に、ジョン・F・ケネディ空港での運航を一時的に中止すると発表した。現在、運航停止により予定が変更される顧客への対応を急いでいるという。ニューヨーク・タイムズが9月30日、報じた。
同社はパンデミックの初期、他の航空会社が使用していない発着枠を利用してJFKに就航。昨年、5年ぶりに正式運航を再開していた。しかし、旅行需要が回復した今、JFK便を再開する他社が発着枠を取り戻したため、発着枠は再び減少。他社との競争が困難になった。9月末に従業員に宛てたメモには、航空規制が厳しいJFKでのユナイテッドのプレゼンスを拡大することに関し「連邦航空局と建設的な話し合いを持ち、改善を約束されたが、実現までには時間がかかる」と記されている。
JFKで働く約百人の従業員には、数週間前にJFKからの撤退の可能性が警告されていた。JFKの従業員は全員、近隣の空港に移動することになる。航空データ分析ツール「シリウム」によると、9月までの1年間で同社がJFKで運航した便数は3千便未満で、空港全発着便の1%未満に過ぎなかった。ユナイテッド航空のハブ空港、ニュージャージー州のニューアーク・リバティ空港では、同じ期間に約26万6千便を運航し、全発着便の約70%を占めている。
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