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「ケタミン療法」金融街のトレーダーに人気
1回750ドル、幻覚作用でストレス軽減

金融街のエグゼクティブの間で、贅沢な環境の中、幻覚作用のある薬物を投与する「ケタミン療法」の人気が高まっている。うつ病やストレス、燃え尽き症候群に効果があるという。ニューヨークポストが5日、報じた。
金融街のジェフ・ディッツェル精神医学センターでは、麻酔薬のケタミンを、1回750ドルで合法的に患者に点滴投与している。金融業界は成果主義でストレスが多いため、患者には株式トレーダーが多いという。患者の30〜40%が、金融業界で働く人たちだ。患者はヘッドホンとアイマスクを着け、抽象的なアートや植物、アロマの香りに囲まれながら、豆の鞘の様な形をした革製の椅子に横たわり、40分間のケタミンの点滴を受ける。
点滴注入後、緩やかな幻覚作用が得られ、ぬくもりや照明、心地よさに集中すると、効果が増大するとされる。患者の大半に速やかに効果が表れ、大抵の場合、ストレスや不安の50%が削減される。患者の多くは、追加料金を払い、会話セラピーも受ける。
ケタミンは元々、馬の精神安定剤として使用されていたが、最近の複数の研究では、うつ病や心的外傷後ストレスへの治療効果が示され、人気が高まった。近年、ニューヨーク市のほか、ヒューストンやマイアミ、ロサンゼルス、シアトルなど全米の都市で、ケタミンクリニックが急増。全米で約百カ所に増えた。
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