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サービスを受けたことへの気持ちとして渡すチップ。ところが、物品購入時に払ったり、いつの間にか払わされたりしていることはないだろうか。本来と異なるチップについて、ビジネスオーナーは、従業員の確保に役立つとともに、チップ収益によって、値上げを避けられると指摘する。

「ここは、ニューヨークの高級レストランではなく、人里離れたI-80沿いのガソリンスタンドだ」。ソルトレイクシティの自宅からニュージャージー州スプリングレイクまで昨年同様、ドライブ旅行をしたウィル・フィッシャーさんは、こぼす。昨冬はガソリンスタンドのミニマートでチップを要求されることに気付かなかった。今年は、パワーバーやポテトチップを購入した12カ所もの店舗でチップを要求されたという。
レジでタップするだけでチップを要求できるPOS技術が、チップ革命に拍車をかけたとの見方もある。コーネル大学のウィリアム・マイケル・リン教授は「パンデミックは、サービスを提供するために、家を出て外で働く従業員を危険にさらしていた。現状の心構えや習慣は、今後も続くかもしれない」と強調する。ボルチモアの植物店では、チップが2週間で千ドル発生、5人の従業員で分けた。これらに対し「給料支払いは、客の仕事ではない」など困惑する声が出ている。(24日、ウォール・ストリート・ジャーナル)
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